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未知の分野にも果敢に取り組み、最良の体制を構築

 現在、私は医療製品の物流管理を専門に扱うメディカルセンターで勤務しています。現在はセンター長として全体を統括していますが、私は運用設計段階から携わり続けているため、個人的な思い入れも強いですね。

 ヤマトロジスティクスにとって、大規模な医療機器製品を扱うのは初のことでしたが、お客様企業にとっても物流機能の集約型アウトソーシングをするのは初めての試みでした。このため、運用設計でも未知の要素が多く、業務フローに落とし込むのに苦労しましたね。たとえば輸入医療機器製品の場合、納品する前に国内の販売元などが記載されたシールを貼ることが薬事法で義務付けられていますが、この作業を当社で担当するには、専門の免許が必要になります。また、薬事法上、一品ごとの出荷履歴を残すことが必須ですので、製品は品番だけでなく製造ロットごとに管理する必要もありました。基本的な受託>体制を整備するだけでも、数多くの条件をクリアしなくてはならなかったのです。

 しかし、私たちの本来の使命は、条件をクリアしたうえでさらに高度なシステムを構築すること。私が注目した改善点のひとつは、商品の入出庫体制です。お客様が自社で物流業務をこなしていたころは、自動倉庫を導入し、フルオートメーションによる管理を実施なさっていました。しかし、実際の日常業務の流れや効率を考えると、人の手による管理で柔軟な対応をとれる部分も残すべきだと考えました。このため、作業員の動線を考えた商品配置などと併せ、安全性や確実性、作業効率、コストといった面からベストといえる体制を模索し、提案していきました。

新たなチャレンジが会社の成長にもつながる

 運用設計に着手してから、実際にシステムが稼働するまでには約7カ月という長い時間がかかりましたが、熟慮と検討を繰り返したことで、現在、物流業務はスムーズに運営できています。お客様からも「ヤマトロジスティクスさんに頼んでよかった」というお言葉を頂戴し、大きな達成感を得ることができました。また、システムの稼働後も、お客様と密接に連携をとり、常に改善点を探っています。仕事を通じて、お客様との一体感がより深まっているのも感じますね。

 私は、はじめて物流アウトソーシングに携わったときからロジスティクスの奥深さに魅了されていますが、この案件に関わったことで、新たな発見がありました。それは、求められるスペシャリティが高度であるほど、結果を出せば自分たちの強みになるという点です。先述のとおり、医療機器製品を扱うには多種多様な専門性が要求されます。頭を痛める局面は無数にあり、多大な労力を費やすことになりましたが、その分、他の企業様ともビジネスを展開できるだけの力を備えたことになります。未知の世界へのチャレンジを、自社の成長につなげられるという点でも、確かな手ごたえを感じます。今後も、探求心と熱意をもって、より事業フィールドを広げていきたいですね。

マイキャリア

エピソード1

入社1年目〜

横浜港南支店や横浜主管支店で、問い合わせ対応やドライバーの運行管理、経理など、物流業務の基本を身に付ける

エピソード2

入社3年目〜

副所長として横浜西営業所に赴任。所長をサポートしながら、営業所の収支管理などに携わる

エピソード3

入社6年目〜

金沢西営業所に所長として赴任。責任者として営業所経営を担う

エピソード4

入社9年目〜

横浜南営業所の所長として、新規店舗の出店に取り組む。建物や土地の賃借契約なども経験し、拠点長業務の幅を広げる

エピソード5

入社12年目〜

ヤマト運輸横浜主管支店として初の物流アウトソーシング事業を担当することになり、本牧物流センターのセンター長に就任。手探りで、ロジスティックのイロハを習得していく

エピソード6

入社14年目〜

ヤマトグループの再編・分社化にともない、ヤマトロジスティクスに転籍。引き続き物流アウトソーシングのオペレーション業務に携わる

エピソード7

入社15年目〜

医療製品の物流アウトソーシングを専門に担当するメディカルロジスティクスカンパニーに異動。それまで培った経験を活かして、成約案件の運用設計を担当する。のちに東京メディカルセンターのセンター長となり、全体運営を担当