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高度な専門知識と法令遵守の精神を兼ね備えて
スピーディーかつ正確に貨物を動かす

 ヤマトロジスティクスでは、全世界に約100カ所もの拠点を整備し、空路や海路による貨物の輸出入サービスを展開しています。もちろん、通関手続きや現地配送などの付帯作業も含めてお引き受けしていますから、お客様にとっては煩雑で難しい手続きを省略して、ワンストップで手配できるのが大きなメリット。また、荷扱いの丁寧さや確実さといったサービスの質の高さを武器に、年々成長を続けている部門のひとつとなっています。

 貿易部門の通関の仕事は、営業担当が輸出入案件を成約させたところからスタートします。航空輸入業務を例にとると、まずはどのような商品がいつ空港に届くのかが、営業から通関課に連絡されます。連絡を受けた通関担当は、商品の品目によって設定されている「税表番号」(以下「税番」)を調べて書類を作成。実際に貨物が空港に入ってきたら、書類と貨物をそろえて税関に申告し、通関手続きをとります。このとき、品目によっては食品衛生法や薬事法、植物防疫法などそれぞれの法令に基づいた書類を用意し、必要な検査を行なわなければなりません。また、ワシントン条約該等物品や外来生物法、著作権侵害物品など、輸入規制のある物がないかどうかをチェックするのも業務の一つです。こうして輸入許可を得て通関を終えた貨物が、国内の配送ルートに載せられてお客様のもとに届くわけです。

 輸出入貨物は、法律に基づいて非常に細かく分類されていて、正確に申告しないと税関から輸出入の許可を得ることができず、貨物が止められてしまいます。例えば、同じ衣類でも、織り物なのか編み物なのかという点だけで扱いが違いますし、商品の品目や生産国によっては、輸出入が厳しく制限されていることも少なくありません。書類に不備があって商品のお届けが遅れてしまうと、お客様の販売業務や製造業務などがストップしてしまうなど、深刻な損害が発生する危険もあります。私たちは細心の注意をもって通関手続きに臨む必要があるのです。

 このため、通関担当者には、通関業法や関税法といった通関手続きに関する専門知識に加え、輸出入される商品の知識を習得することが求められます。それらの習得は大変ですが、日々の業務で実践的に鍛えられるぶん、効率的に専門性を高められる環境にあるともいえます。また、専門性だけでなく、コンプライアンス意識を高く持つことも必要。「税関から許可してもらう」のではなく、「税関と一緒になって正しく輸出入業務を執り行う」という姿勢が、サービスの品質を支えるのだと思います。また、こういう使命感を持てること自体が、やりがいにつながっていると思います。

コメンテーター

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貿易物流サービスカンパニー
成田貿易物流センター

宮本 一茂

2006年入社
文学部人文学科卒

国際的な広がりのある仕事に就きたいと、学生時代は旅行会社や商社、物流会社などを中心に就職活動を展開。企業研究を進めるなかで、やりとりする顧客層が多種多様で、輸出入を通じてさまざまな国と接することができることを知り、国際物流の仕事に強く惹かれるようになる。最終的には、設立されたばかりで新しいチャレンジの機会に多く恵まれそうだと思ったことから、ヤマトロジスティクスを選択。自分自身も会社の歴史を築き上げる力になろうという意欲を胸に入社した。