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貿易関連部署を移動しながらスパイラルアップ

 入社して最初の3年間は、国内の支店で輸入貨物の通関手続きを中心とした業務職を担当しました。当初はグローバルなセクションに行けたと喜んでいたのですが、実際には地味で煩雑な仕事が多く、ガッカリしたのを覚えています(笑)。ただ、次の異動で貿易部門の営業として働き始めると、仕事ががぜん面白くなりました。お客様から問い合わせを受けたり、こちらからアドバイスする際に、業務時代に得た知識や経験がとても役に立ったからです。これが、専門性を活かす楽しさを知った最初の経験です。

 その後、8年目からはアメリカに赴任。米国ヤマトに出向して、法人企業様の航空・海上貨物の輸出入業務を担当していました。約7年間の海外赴任のなかで味わったのが、お客様から信頼を得ることの喜びです。当初は、法人同士のビジネスの窓口としてやりとりしていた先方のご担当者様が、だんだん個人的な依頼をしてくるようになるんですよ。「日本にいる両親にプレゼントを送りたい」「異動で帰国することになったので引っ越しの手配を頼みたい」といった感じですね。小口の国際宅急便や海外引越などは担当外でしたし、扱った経験もありませんでした。しかし、お客様は、それまでのやり取りを通じて信頼を寄せてくださっているんですね。「菊池さんにお願いしたい」というご依頼ですから、すべて自分でこなしていました。このおかげで、自然と幅広い業務に対応できるようになりました。お客様からは、喜びとともに成長の機会も与えていただいたと感謝しています。

高めた専門性を社内にフィードバック

 国内に戻ってからは、11名の部下とともに貨物の輸入サービスを担当しています。私自身は業務担当から段階的にステップを踏んで幅を広げることができましたが、今の部署では最初から営業職として勤務している部下が多いんですね。こういう社員は、通関の知識が不足していてお客様にいい提案ができなかったり、業務職からの問い合わせに的確に答えられない場合も出てきます。そこで、勉強会や通関現場の見学会といった機会をできるだけ多く設けて、知見を深めてもらうように心がけています。

 また、海外赴任の間に培ったアメリカの代理店や法人企業とのリレーションを活かして、現在の職場でのビジネス拡大や業務フローの円滑化も図っています。いずれも、実のある経験をさせてもらった恩返しという感じですね(笑)。

 仕事の概要のページでも触れましたが、今後はいっそうきめ細かなサービスが求められる時代になりますから、横の連携も緊密にしていく必要があると感じています。セクションやグループ会社といった境界を越えて、新たなサービスや顧客情報などを共有できるような仕組みづくりにも貢献したいですね。グループ内でシームレスな環境を整備していけば、貿易部門のビジネスもよりダイナミックに展開できるようになるはず。一緒に頑張りましょう!

マイキャリア

エピソード1

入社1年目〜

原木小口荷物支店に配属され、輸入貨物の通関手続き業務を担当。実務の“泥臭さ”にカルチャーショックを受ける。

エピソード2

入社4年目〜

東京輸入支店に異動し、職種も営業に変わる。前の支店での経験を活かしながら活躍し、自分なりに機が熟したと思ったタイミングで海外赴任の希望を出す。

エピソード3

入社8年目〜

米国ヤマトに出向して、現地駐在員となる。法人企業の貨物の輸出入はもとより、国際宅急便や海外引越など、未経験の業務も含めて多種多様な仕事をこなす。持前のバイタリティーを発揮しながら、約7年間をアメリカ・カナダで過ごす。

エピソード4

入社15年目〜

帰国して東京輸入貿易物流センター勤務に。同時にヤマトロジスティクスに転籍し、現在にいたる。